2018/3/4

恩返しの循環する場:広島エンカウンターグループに参加して


 広島エンカウンターグループは、岩村先生に支えられた人たちが、岩村先生の元に集い支えあう恩返しの循環の場でもあるようだった。

岩村先生に気にかけてもらった、機会をもらったという想いが、感謝の気持ちとなり、その感謝の気持ちを恩返しとして、グループに貢献したいという気持ちへと循環しているように感じた。恩。それはとても日本的な印象を受けた。

 

 グループの展開としては、個人の話を聞き、それにフィードバックする、というある程度構造化されたパターンがあり、その繰り返しの中で、グループという場が醸成された。セッションの間には毎回ファシリテーターの提案で休憩が入り、メンバー間のダイナミクスは起こりにくい構造であった。この構造の場合、ファシリテーターの役割が、タイムキーパーと、フィードバックにほぼ限定され、ファシリテーターをする敷居は低くなる。

 和を尊ぶ人、もしくは曖昧で確固な和から孤立した人が、恩返しの循環の輪の中で一個人として自分の話をする。順々にスポットライトをあび、心に灯火を持ち、また日常に帰る。

 人が求めるのは共感の前に存在の肯定だということ、出会いを大切にすることの意味。広島エンカウンターグループが長く続きますように。

ありがとうございました。