学生相談におけるグループ・ワークの立ち上げを通しての協働についての一考察

 

本稿では、二つのグループワークの立ち上げの事例を通して、学生相談室における教職員との協働のあり方について検討した。具体的には、心的避難所や居場所作りとしてのグループワークと、野菜作りのグループワークでの教職員との関わりの比較を通して、グループと教職員との関わりが形成されるプロセスに注目した。両方のグループワークにおいて、初期の段階での具体的なグループへの関わりが、その後長期的にグループを見守る体制作りのきっかけや基盤になりうることを指摘した。

キーワード :学生相談、グループアプローチ、協働